来る7月28日(日)7月21日(日)に 九州産業大学 オープンキャンパス2019が開催されます。

　※7月21日(日)開催予定のオープンキャンパスは、台風の強風域が広域であり、遠方からの来場もあることから、参加者の安全面を考慮し、28日(日)に延期されました。

　理工学部 情報科学科は主に12号館1階ロビーにて各種展示（研究内容紹介、ポスター発表）等の企画を提供します。また、学科説明会、模擬講義、学生による学びのプレゼンは12号館1階の12105番教室で実施します。施設見学は12号館3階の学生実験室/CAD演習室を案内します。

　さらに、12号館1階の12107番教室では学科相談コーナーを実施します。情報科学科の教員や学生が本学科について生きた情報をお伝えします。是非、足をお運び下さい。

図: 情報科学科イベントマップ

ポスター発表

　実社会における課題を解決するプロジェクトと、その中での学びの様子を知ることができます。

題目	担当	概要
ICTを活用した地域公共交通の運行管理支援 / 経路検索のための地域公共交通オープンデータの整備	稲永 研究室	自治体が運行する公共交通の利用・運行状況を調査するための各種AndroidアプリやWebシステム等を開発し、その運行管理を支援しています。福岡県内6市町と連携した2018年度の成果を紹介します。 また、地域の公共交通が経路検索（乗換案内）サービスに掲載されるよう、時刻表等の基盤データの整備およびオープンデータ化に協力しています。安武研究室とともに福岡県内10市町と連携した2018年度の成果を紹介します。 （関連記事「コミュニティバス運行管理支援　10自治体に拡大」 ）

模擬講義

　大学での講義を体験できる30分間の模擬講義です。

題目	担当	概要
人工知能とプログラミング	米元 聡	今、流行りのAI（人工知能）の仕組みとそのプログラミング技術について解説します。 時間: 11:15-11:45、12:45-13:15、14:00-14:30 場所: 12号館1階 12105番教室

学生による学びのプレゼン

　情報科学科の教育の取り組みと学生の成長の様子を知ることができます。

題目	担当	概要
組込みシステム開発の実践 －PBLとETロボコン－	情報科学科学生チーム	PBL（プロジェクトベース設計演習）の経験、ETロボコンの取り組みと昨年度の結果、それらの就職活動への効果を中心に説明します。 （関連記事「ETロボコン2018チャンピオンシップ大会 2クラス共に全国3位入賞の快挙」、「ETロボコン2018九州北地区大会にて情報科学科のチームが2クラス総合優勝の快挙」） 時間: 11:00-11:15、12:30-12:45、13:45-14:00 場所: 12号館1階 12105番教室

研究室紹介

　各研究室の魅力を紹介します。ご参考までに紹介する研究内容に応じて各研究室を大きく3つのカテゴリに分けています。

「(A) ICTと交通システム、公共システムに関する研究紹介」
「(B) 自律ロボット制御に関する研究紹介」
「(C) AI・コンピュータビジョンに関する研究紹介」

題目	担当	概要
プログラミングロボットとプログラム (B)	朝廣 研究室	プログラミングの考え方を利用するロボット玩具と、プログラムを展示して、プログラミングとはどういうものか簡単に説明します。
ドライビングシミュレータ体験 (A)	合志 研究室	安全運転教育用のドライビングシミュレータです。ディスプレイ3つとステアリングコントローラを使ったシミュレータで車を運転できます。
安全運転管理教育システム展示 (A)	合志 研究室	車間距離、燃費、速度、位置の情報を記録し遠隔地で管理するシステムです。実車に搭載するシステムとスマホやタブレットでの管理ソフトウェアを展示します。
足形測定装置体験 (A)	合志 研究室	コンピュータとカメラによる画像処理で足のサイズ（長さ、幅）を瞬時に測定できます。靴選びの際に役立つ測定結果を印刷してお渡しします。
少子高齢化社会に向けた公共施設予約システムの開発 (A)	成 研究室	公共施設の有効利用及び管理コストの削減を目標に開発している施設予約システムを紹介します。空き状態確認、抽選決定などの運営管理を円滑に行えるだけではなく、データサイエンス・人工知能等の技術を駆使し、少子高齢化社会に向けた便利なサービスを実現します。
数学ソフトウェアMathematicaで遊んでみよう (C)	仲 研究室	数学ソフトウェアMathematicaで作成されたグラフィックスプログラム、人工知能（AI）プログラムなどを紹介します。
VRの世界を体験しよう (C)	米元 研究室	卒業研究として開発中のHMD（ヘッドマウンドディスプレイ）を用いたVRアプリを体験できます。
ICTを活用した地域公共交通の運行管理支援 (A)	稲永 研究室	自治体が運行する公共交通の利用・運行状況を調査するための各種AndroidアプリやWebシステム等を開発し、その運行管理を支援しています。福岡県内6市町と連携した2018年度の成果を紹介します。
経路検索のための地域公共交通オープンデータの整備 (A)	稲永 研究室	地域の公共交通が経路検索（乗換案内）サービスに掲載されるよう、時刻表等の基盤データの整備およびオープンデータ化に協力しています。安武研究室とともに福岡県内10市町と連携した2018年度の成果を紹介します。
2輪走行ロボットによるライントレース (B)	澤田 研究室 安武 研究室	2輪走行をするロボットがバランスをとって倒立する仕組みや、線をなめらかにたどる仕組みについて実演を交えて紹介します。
未来につながるヘルスケア、BCI、AR (C)	前田 研究室	ヘルスケアモニタリングのためのカメラによる呼吸の可視化、ブレインコンピュータインタフェースのための脳波計測、拡張現実感に関するデモについて紹介します。

その他

題目	担当	概要
情報システム研究会について	情報システム研究会	情報システム研究会（通称シス研）がどんな活動をしているか作品とともに紹介します。
卒業生ブース	卒業生有志	情報科学科の卒業生が、情報関係の業界での働き方、大学での学び方などの説明をします。なお、卒業生と教員・在学生の親交を深めるため、ホームカミングデーが併催されます。卒業生の方はこちらもご覧ください。
学科相談コーナー	学科教員、在学生	入学試験制度、学科のカリキュラム、入学後のキャンパスライフなどについてのご相談に対応します。
施設見学	学科教員	情報科学科で使用する12号館3階（12318～12320番教室）の実験施設を紹介します。

（2019/07/09 掲載。2019/07/19 開催延期について追記。記載内容は執筆当時のものです）